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    <title>河川敷日記</title>
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    <description>Recent content on 河川敷日記</description>
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      <title>家の水やり/感想文/創作メモ</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260413/</link>
      <pubDate>Mon, 13 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
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      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　水の入ったコップを1日に2回ひっくり返して床を水耕栽培してしまった。&#xD;&#xA;　注意力が低すぎる。&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;　&lt;a href=&#34;https://booth.pm/ja/items/3966358&#34;&gt;「禍話叢書・壱　余寒の怪談帖（完成版）【DL】」&lt;/a&gt;を読み終わった。&#xD;&#xA;　非常にクラシカルな怪談集で、良すぎる。今書いている習作は怪談帖の影響を強く受けている。というかほぼそのままのフォーマットだ。内容までパクっているわけではないけど(当たり前だ)。&#xD;&#xA;　自分の習作と比較すると色々見えてくる。短い怪談だとしても演出はとても大切で、それがなければいくらたくさん作品を描いても&#34;変な現象カタログ&#34;になってしまう。なすべき演出をしっかり意識しなければならない。&#xD;&#xA;　2巻も買います。心の師匠。&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;　直近の創作についていくつかの所感。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　① ここ数日まとまって習作を書いてみたところ、&#34;小説写経&#34;の効果が想像以上に現れていると感じた。単語の選択、言葉のリズム、何をどう修飾し、またはしないのか。特に言葉のリズム部分について個人的にはかなり目覚ましい進歩を感じる。一方で描写そのものや、視点を反映した言葉選び、語り方の一貫性の維持などは全然進歩がない。これは写経だけでの習得は難しいと思うので、別のトレーニングをすべきだと思われる。足りないところはまだまだ多いが、進歩が感じられるのは嬉しいものだ。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　② &#34;キリン&#34;においては、「Nさんの長く伸びた影を踏みながら」が描写としてもっとも上手くできた部分だと思う。夕方であること、後ろからついて行っていることを、主人公の視点から見た映像の要素を用いて無理なく組み立てられた。しかもこれが一発で出たわけではなく、きちんと試行錯誤の末に出てきたのだからこれもまた進歩である。最終的にはこのレベルの表現なんか一発や二発で出てきてしかるべきだが、その過程として「試行錯誤する習慣」と「試行錯誤の結果にたどり着いたという成功体験」を獲得していくのは大切なのである(たぶん)。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　③ 書いた内容をLLMにレビューさせた。割となめていたのだが、これも思ったより役に立つ。褒めの部分は(悔しいが)読んでいて嬉しいし、指摘部分が勉強になるところも多い。異なる複数のLLMに読ませれば、共通して良いところは確かに良いのだろうと思えるし、共通して指摘・誤読されるところは見逃せない何かの問題があるのだろうと分かる。できればそれなりのパワーのLLM3つに読ませて多数決を取りたいところだ。ちなみにNotebook LMは明らかに性能が低い(性能よりも処理速度を優先していると思われる)ので使えない。いったんはchatGPT, claude, gemini の3つでやっていこう。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　④ &#34;キリン&#34;の話は、意図せずかなりしっかりした話が作れたと感じる。もしも同人誌を作るなら、そこにまとめてもいいと思える2つ目の作品となった。ただ、これは試行錯誤の末に出てきたわけではなく、偶然すっと出てきてしまったものだ。これがいけない。昔から「ストーリーを試行錯誤する」「複数パターン案出しして最適解を選ぶ」が全然できないので直したいのである。話を練られないと、ストーリー作成がいつまでたってもガチャから進められない。出てきた話の質の向上ができないし、もっと長いお話を書こうとすると間違いなく破綻する。短距離走的な想像力では限界があるに決まっている。狙った的にボールを投げまくるのではなく、一歩ずつ山を登るように作品を作りたい。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　⑤ 日本人が読めばすぐに分かることだが、これは妖怪&lt;a href=&#34;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8D%E3%81%8F%E3%82%8D%E9%A6%96&#34;&gt;「ろくろ首」&lt;/a&gt;を&#34;ステレオタイプなお化けキャラクター&#34;ではなく&#34;日常に潜む怪異&#34;として再構築したつもりだ。本当にできているのかは知らない。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
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      <title>創作練習 「キリン」(執筆:2時間30分)</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/sousaku_20260412/</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/sousaku_20260412/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　Tくんが小学生の頃に住んでいた町には古い住宅地があった。歴史があるだけに古びてもいて、マンションなんてもちろんなく、おんぼろな一軒家とアパートが、入り組んだ細い道を威圧するように林立している。道路は自動車がすれ違うのも困難であったから、日頃から車通りが少ない。比較的高齢な人が多く住んでいたこともあり、通学路になっている通り以外は昼日中でもほとんど人が通らない、閑静な、と言えば良く言いすぎなうら寂しい町内だった。&#xD;&#xA;　そんな町内のどこかに「キリンを飼っている家があるらしい」という噂があった。&#xD;&#xA;　キリン。&#xD;&#xA;　そう、あの首の長い、黄色くて、茶色い斑点模様をまとった草食動物のことだ。&#xD;&#xA;　アフリカ大使館の人が飼っているから特別に法律で許されているのだとか、冬は寒いから首をぐるぐると巻いて家の中で飼うのだとか、子供なりの論理であれこれと噂話が広がっていた。&#xD;&#xA;　噂のつねというもので、直接キリンを見たという同級生はいない一方で、親戚が見たらしい、いとこが餌をあげたらしい、などと間接的な目撃情報はたくさんあった。TくんもTくんの友人も直接見たことはなかった。&#xD;&#xA;　その住宅地に当時住んでいた同級生のNさんも、もちろん見たことはないと主張していた。「主張していた」というのは、クラス中で「あいつはキリンのことを隠しているのだ」と疑われていたからだ。半分冗談、半分本気でいつもキリンの話を振られていたNさんはうんざりしていたようで、キリンの話になるたびに不機嫌そうに黙りこんでいた。&#xD;&#xA;　そんなある日、Tくんは親の都合で九州の方に引っ越すことが決まった。見知らぬ遠くの地域で過ごすことになる不安、今の友達と離れてしまうことの寂しさ、子供時代には気持ちの整理が難しいイベントだ。日に日に元気がなくなっていくTくんを見かねたのか、掃除の時間中にNさんがこっそりと、Tくんに手紙を渡してきた。サンリオのかわいらしいキャラクターが描かれた小さな便箋には、「5時にうちにきて」とだけ書かれていた。&#xD;&#xA;　学校を出て、9月の残暑でまだ暑い夕方の時間、TくんはNさんの家に向かった。&#xD;&#xA;　Nさんは家の玄関の前で、夕陽で顔をオレンジ色に染めながら、日陰にも入らず立っていた。恥ずかしながら告白をされるのかと思っていましたと、当時を振りかえってTくんは懐かしそうに笑う。&#xD;&#xA;　Nさんは「最後だからTくんにだけキリンの秘密を教えてあげる」と、随分暗い表情で言ったのだそうだ。Tくんは興奮した。もしキリンがいないのだとすれば、それは証明のしようがない。だからきっとキリンはいるのだ、キリンを見せてもらえるのだ、と期待した。自分だけが噂の真実を知れるということにTくんの胸は弾んだ。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　浮かない表情のNさんが先導し、2人は入り組んだ住宅地を進んでいった。&#xD;&#xA;　夕方の町はうっすらとテレビの音や夕食の匂いが漂い、時折住人であろう老人とすれ違う。遠くからは廃品回収の車の音が聞こえてくる。何も言わないNさんの長く伸びた影を踏みながら、Tくんは徐々に不安になっていった。公園もコンビニもない、友人もほとんど住んでいないその地域にTくんは慣れていなかった。黙々とついてきてしまったこの道の複雑さを覚えていられるだろうか。もしも突然Nさんが駆けだして姿を消したら、自分は果たして夕飯までに家に帰れるだろうか。気づけばTくんはランドセルの肩のベルトを両手でギュッと握っていた。&#xD;&#xA;　やがて、Nさんはとある家の前で立ち止まった。&#xD;&#xA;　道路の行き止まりになっていたそこは、門扉の向こうにそれなりに広い庭があって、奥には古い平屋の家が建っていた。庭は広いわりに手入れがあまりされておらず、植えられた花が枯れていたり、伸びすぎた木の枝がブロック塀の上を飛び出していたりした。家まで続く敷石は割れていたり苔むしていたりして、「お金持ちがかつて住んでいた廃墟」というような印象だった。&#xD;&#xA;「ここにキリンがいるん？」&#xD;&#xA;　TくんがNさんに問うと、Nさんは「しっ」と伸ばした人差し指を口もとにあて、Tくんの腕を掴んで門扉の横のブロック塀にさっと身を隠した。Nさんの汗ばんだ掌にドキッとしながら、Tくんも素直に従う。夕暮れから夜になりつつある時間、Nさんの顔は影になってあまり見えなかった。&#xD;&#xA;　腰をかがめ、ブロック塀の穴から庭を覗くNさん。&#xD;&#xA;「出てくるから見てて」&#xD;&#xA;　Tくんも慌てて隣の穴を覗き込む。&#xD;&#xA;「この時間はいつも出てくるんだけど」&#xD;&#xA;　夕陽の角度の関係もあって見づらかったが、穴の向こうには荒れ気味の庭とさっきの家の一部が見えた。よく見ると子供用の自転車が置いてあったり、かびて汚れたサンダルが裏返ったりして、お金持ちではない、よくある普通の家の生活を感じさせた。こんな家に本当にキリンがいるのだろうか？&#xD;&#xA;　ランドセルを脇に下ろして、TくんとNさんはじっと穴の向こうを見つづけた。じれたTくんがたまにNさんの方を見たが、Nさんは微動だにしないままじっと壁を覗きつづけている。その熱心な姿に、Tくんはいつ「もう帰ろう」と切り出そうかと悩んでいた。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　と、&#xD;&#xA;「きた」&#xD;&#xA;　鋭くささやくNさんの声に驚いて、Tくんは穴を覗きなおした。&#xD;&#xA;　家の玄関の引き戸がガラガラと開いて、中から人が出てきていた。&#xD;&#xA;　覗き穴の大きさの関係で顔は見えないが、男女の大人が2人出てきたらしい。&#xD;&#xA;　2人はサンダル姿で庭に出て、そのままふらふらと歩き回っている。&#xD;&#xA;　なんだ？&#xD;&#xA;「もっとしゃがんで」&#xD;&#xA;　Nさんが静かにそう言う。意味が分からないままさらに腰を落とすと、男女の顔が見え&#xD;&#xA;　ーーなかった。&#xD;&#xA;　腰をかがんでもかがんでも、首が伸びているのだ。&#xD;&#xA;　肌色の樹木でも見ているように、くびれた長い棒状の首(？)が、人間の両肩の間から生えて、のぞき穴の上へと伸びつづけている。&#xD;&#xA;　それが、庭を歩き回っている。&#xD;&#xA;　目的もなさそうに、ぶらぶらと。&#xD;&#xA;「見えた？　ねえ見えた？」&#xD;&#xA;　Nさんから訊ねられても、Tくんは混乱したまま何も言えなかった。&#xD;&#xA;　やがて玄関からさらに同い年ぐらいの子供(？)も2人出てきて、合計4人が庭をうろつきまわるようになった。子供もまた、顔は見えなかった。&#xD;&#xA;　Tくんは恐ろしさと、気持ち悪さと、意味の分からなさで、すっかり固まってしまった。Nさんが何かを何度も訊ねていたはずだが、その内容は覚えていないという。ただ、突然&#xD;&#xA;「行儀」&#xD;&#xA;　という言葉がTくんの頭上から降ってきた。&#xD;&#xA;　ハッと上を見ると、ブロック塀の上から長い首と顔が、男女2つ並んで突き出て、彼らをじっとりと睨んでいた。&#xD;&#xA;　男の顔をしたそれがもう一度、今度は怒ったような表情で&#xD;&#xA;「行儀がわるい」&#xD;&#xA;　と言った。&#xD;&#xA;　そこでようやくTくんとNさんは、弾けるように叫んで、来た道を駆け戻ったのである。&#xD;&#xA;　必死に走りながらNさんは「キリンじゃなかったよね！　あれはキリンじゃ、ないよね！！」と荒い呼吸で何度もTくんに確認した。Tくんはそれに答えることもできず、ただ泣きながら家まで走って帰った。どうやって家までの帰り道を辿ったかは今も思い出せない。&#xD;&#xA;　そのまま高熱で寝込んでしまったTくんは、結局引っ越し当日まで臥せっていて、学校にはついに通えなかった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　後日「あの家」に置き忘れたランドセルが自宅に届けられた。&#xD;&#xA;　Nさんが届けてくれたのか、「あれ」が届けてくれたのかは、分からないまま処分したという。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>創作練習</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/sousaku_20260410/</link>
      <pubDate>Fri, 10 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/sousaku_20260410/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　本日もアイデア出し練習。1時間。&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【001】&#xD;&#xA;　小説の公募の下読みをしていたAさんの話。&#xD;&#xA;　とある出版社が毎年行っていた掌編小説の賞は、短い内容で済むだけにあまり小説を書いたことがない人からの応募も多いことから、小説の体をなしていないような作品が散見されるという。&#xD;&#xA;　下読みを始める際、編集部から「クラモトカゲという筆名の応募作品があったら、内容は読まずに連絡して欲しい」という指示を受けた。ブラック入りした投稿者でもいたのだろうか、とAさんは特に気にせず仕事を開始した。&#xD;&#xA;　何日も下読みを続ける中で、Aさんはある作品を手に取ることになった。今どき珍しく400字詰め原稿用紙を使った、おそらく万年筆で書かれた手書きの原稿だった。「クラモトカゲ」という筆名。例の人物だった。読まなくていいとは言われていたが、原稿用紙1枚しかない作品であったことから、さっと目を通してしまった。&#xD;&#xA;　「私は殺されてしまいます」という書き出しから始まって、家に押し入ってきた強盗に残虐に殺される描写だけが事細かに書かれていた。描写そのものは生々しく迫力があったが、小説とは言い難い。Aさんはさっそく編集部にメールを送ってすぐに忘れ、次の作品を読み始めた。&#xD;&#xA;　後日、警察の方から作品を応募してきた著者が自宅で強盗に殺害されていたことが知らされた。本名が「クラモトカゲ」ではなかったため気付かなかったが、連日ニュースでも取り上げられるような凄惨な事件だった。&#xD;&#xA;　出版社の社員いわく、この出版社の公募には何年かいちど、「クラモトカゲ」という筆名で作品を応募してくる投稿者がおり、かれらは必ず自分が送ってきた作品通りの殺され方をしているらしい。最近は「クラモトカゲ」からの応募がなかったので事前のチェックを怠っていたが、基本的には編集部で確認をして警察に連絡するように決まっているとのこと。応募してくる「クラモトカゲ」たちにはなんの関連性もなく、どうしてこんなことが起きているのかも判明していない。&#xD;&#xA;　その出版社はすでに倒産している。別の出版社にも「クラモトカゲ」の作品が送られているかもしれませんね、とAさんは語った。&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【002】&#xD;&#xA;　ある街の三叉路、道路が二股に分かれているところに小さなお社が立っていた。&#xD;&#xA;　連日の徹夜もあって眠気に勝てなかったYさんは、運転を誤ってお社に突っ込んで破壊してしまった。&#xD;&#xA;　眠気が吹き飛び青ざめながら車を下りてお社を見に行く。跡形もなく飛び散った木屑や敷石の破片を呆然と眺めていると、どこからか言葉になっていない怒声が聞こえてきた。振り返って見渡しても誰もいないが、真夜中の誰もいない道路上に、怒声はずっと聞こえてくる。怒声がだんだんと耳元に近付いてきていることに気付いたYさんは、怯えてそのまま車で家に帰ってしまった。&#xD;&#xA;　翌日警察に出頭したYさんは、警官立会いのもと現場に戻り、お社の持ち主に謝罪した。持ち主は三叉路の脇にあるビルの社長だった。&#xD;&#xA;　すっかり怒られ賠償をすることになるとYさんは恐縮していたが、警察官と社長は「これ、壊せたの？」「車で？」「時間が解決したのかもねえ」と、怒るどころかしきりに感心するばかりで、まるで感謝されているかのように朗らかに対応されたという。&#xD;&#xA;　結局賠償は敷石の一部だけで、お咎めらしいお咎めはなく済んでしまった。&#xD;&#xA;　三叉路のお社があった場所には、今は街路樹が植えられているらしい。&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【003】&#xD;&#xA;　私の村には「三本箸には気をつけろ」、という言葉が言い伝えられている。&#xD;&#xA;　三本箸とはなにか、何に気をつければいいのか、といった内容は失伝してしまい、「三本箸には気をつけろ」という言葉だけが言い伝えられている。&#xD;&#xA;　理由はともかく三本箸はいわゆる「御膳に箸を突き刺して立てる」「箸渡し」のような不吉な振る舞いの一種として認識されているようだ。&#xD;&#xA;　食事に使う箸であれば、どうやって三本で食べればいいというのか。使い方もビジュアルも想像できない。&#xD;&#xA;　私は一般的な持ちかたで持った四本の箸をしげしげと眺めた。四本以外の持ち方があるなら、教えてもらいたいものだ。&lt;/blockquote&gt;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;　1時間やった割には数が少ないし、質も低い。&#xD;&#xA;　辻褄合わせみたいな説明に終始するのをどうにかしたいもんだ。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
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      <title>創作練習</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/sousaku_20260409/</link>
      <pubDate>Thu, 09 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/sousaku_20260409/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　怪談のアイデアを30分出し、そのうちの1つを1時間以内に書く、という練習をした。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【001】&#xD;&#xA;ごみ捨て。いつも深夜に捨てている。管理会社に注意されたので朝捨てることに。&#xD;&#xA;朝捨てるとゴミ捨て場に手書きの張り紙。「なぜこない」と書かれている。&#xD;&#xA;毎週木曜日に必ず張り紙がある。毎週手書きの字が異なる。&#xD;&#xA;ある日必要があってまた夜にゴミを出した。翌日の朝の張り紙は「きてくれてありがとう」の字。&#xD;&#xA;はっと後ろを振り返ると先週捨てた自分のゴミ袋を持って笑っている女性が手を振っていた。&#xD;&#xA;その月のうちに引っ越して逃げた。&#xD;&#xA;&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【002】&#xD;&#xA;学校の帰り道。イヤホンをして音楽を聴いているといつも特定の道で音がブツブツとノイズが混じる。&#xD;&#xA;ある日友人と一緒に帰るために、イヤホンをつけずにその道を歩いていると、イヤホンをしていないのにブツブツとノイズ音が聞こえる。&#xD;&#xA;え？　っと思った瞬間友人が自分の頭上を見て叫んだ。&#xD;&#xA;見上げると空から長い長い首が自分のすぐそばまで下りてきて、恐ろしい老人の顔が自分に向かってノイズ音を呟いていた。&#xD;&#xA;必死に走って家まで逃げて、二度とその道は使わなかった。&#xD;&#xA;&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【003】&#xD;&#xA;主人公が高校生だった頃の話。主人公の家の庭には必ずテントが張られている。中身はなにもない。テントが傷んでくると両親が張り替える。&#xD;&#xA;理由を聞いても教えてくれない。テントを張る作業も手伝わせてくれない。&#xD;&#xA;ある夜、こっそり庭に出てテントで寝てみようと思ってテントのジッパーを開いたら、中にはみっしりと黒い毛が詰まっていて、濃いシャンプーの臭いが漂い、呼吸するように膨らみ縮んでいた。&#xD;&#xA;ぞっとしてあわてて家に入ろうとしたら、両親が揃って立って、家の中から無表情にこちらを見つめていた。&#xD;&#xA;両親にあれは何かと聞くと「お祖父ちゃんだよ」と言われた。それ以外なにも言わない。&#xD;&#xA;翌日からは何事もなく普通の両親に戻っていたが、テントだけは絶対に仕舞ってくれなかった。&#xD;&#xA;主人公はそろそろ1人ぐらしをする予定だが、両親からお前がテントを張る番だと言われないか不安になっている。&#xD;&#xA;&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;【004】&#xD;&#xA;ある日わたしが家に帰ると玄関のドアにカマキリがセロテープで貼りつけられていた。生きたままのカマキリは元気がないのかあまり動いていなかった。&#xD;&#xA;剥がしてその辺りの地面に逃がしたが、翌日も生きたカマキリが貼ってあった。剥がすまえに写真を撮り、管理会社に連絡をして監視カメラの映像を確認してもらった。&#xD;&#xA;映像にはカマキリを貼りつけている謎の男性が写っていた。まったく知り合いではない。&#xD;&#xA;男性は下半身が裸で、お尻から長いなにかを引きずっていた。&#xD;&#xA;映像を警察に渡した翌日、またドアにカマキリが貼りつけられていた。ハリガネムシが半分飛び出て死んでいた。&#xD;&#xA;また監視カメラの映像を見たら、同じ男性が写っていたが、お尻から引きずっていた黒いヒモのような何かが何十本にも増えていた。&#xD;&#xA;男性はすぐに捕まったが、なぜそんなことをしていたのかまったく記憶がなかったらしい。住所も隣の県で近隣の住民ではなかったとのこと。&#xD;&#xA;わたしは最近お腹が痛くて困っている。&#xD;&#xA;&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;　5分くらいオーバーしてしまったが4つ出た。&#xD;&#xA;　うち、001を採用して書いてみた。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;&#xD;&#xA;　Aさんは在宅勤務のデザイナー。朝が弱く、仕事も時間に縛られないので、日々のごみ捨ては朝ではなく前日の夜に行っていた。&#xD;&#xA;　夜ということもあってできるだけ音を立てずに捨てていたのだが、「深夜にゴミ捨て場でうるさい人がいる」とクレームが入ったらしく、管理会社から注意されてしまった。&#xD;&#xA;　うるさくしていたつもりはなかったが、近隣住民とのトラブルを避けるため、ごみ捨てだけはなんとか朝に行くようになった。&#xD;&#xA;　燃えるゴミの日の木曜日、眠い目をこすって朝のゴミ捨て場に行くと、手書きの張り紙を見つけた。大きな文字で「たりません」と書いてある。&#xD;&#xA;　管理会社の署名もなく、子供の落書きのような汚い字だった。以前はこんな張り紙はなかった。首をひねりながらもAさんは無視してゴミを捨て、部屋に戻ったという。&#xD;&#xA;　それから毎週木曜日になると、かならずゴミ捨て場に手書きの張り紙が貼られるようになった。書かれているメッセージは常に「たりません」の一言だが、毎度文字が違うので毎週新しく貼りかえていると分かった。張り紙の意味は分からないが、なんとなく不気味さを感じていた。&#xD;&#xA;　ある日、珍しく午前の早い時間に通話会議の予定が入ってしまったAさんは、ごみ捨ての時間が取れなさそうなことに気づいた。いつもよりさらに早起きするのはさすがに苦しいと感じたので、久しぶりに前日の夜に燃えるゴミを出すことにした。&#xD;&#xA;　翌々日、金曜日の朝に資源ごみを出しにきたAさんは、ゴミ捨て場のいつもの張り紙をなんとなく見た。張り紙にはいつもと違うメッセージが書いてあった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;「たりました」&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　視線を感じ、ハッと振り返ると、向かいの一軒家の玄関にやたらと背の高いエプロン姿の女性が立っていた。右手に持っていた大きなゴミ袋をAさんに見せるように持ち上げて、満面の笑顔でAさんを見つめていた。&#xD;&#xA;　Aさんは薄気味わるい気持ちで部屋に戻った。あれは誰だったのだろう。近所に住んでいる人とはとても思えなかった。そう思ってあれこれ想像していたAさんは、あのゴミ袋が前の夜に捨てた自分のゴミだったような気がしてきて、もはやそうとしか思えなくなってしまった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　結局Aさんは頼み込んでしばらく友人の家に泊めてもらい、住んでいたアパートを2週間後に引き払ったそうだ。&#xD;&#xA;&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　所要時間:30分&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;良い点&#xD;&#xA;- 1時間以内で書き終わった&#xD;&#xA;- 話の筋として違和感が少ない&#xD;&#xA;- ひとこわなのか怪異なのか分からない余地を残せた&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;いまいちな点&#xD;&#xA;- 「たりません」は話の筋が見えすぎる。もっと分からなくて気持ちわるい言いまわしを考える努力をしよう&#xD;&#xA;- 女性の怖さを与えるためのビジュアルが「やたらと背の高い」しかなくて味が薄い。もっと盛るべき&#xD;&#xA;- 木曜、金曜のあたりの時系列がややこい。もっとシンプルな行動順序を考えたほうがいい&#xD;&#xA;- 自分のゴミがパクられてる怖さはインパクトが弱いのでもっと気持ち悪い行動にすべき。捨てたはずの服を着てるとか。&#xD;&#xA;- そもそも怖い存在が女性である必然性があっただろうか？&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
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      <title>文庫版 近畿地方のある場所について」(背筋/角川文庫)</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260408/</link>
      <pubDate>Wed, 08 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260408/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　&lt;a href=&#39;https://www.amazon.co.jp/dp/4041026555/&#39;&gt;「文庫版 近畿地方のある場所について」(背筋/角川文庫) &lt;/a&gt;を読み終わった。&#xD;&#xA;　これで「近畿地方」は単行本版、映画版、文庫版と、3つの異なるバージョンが存在することになる。&#xD;&#xA;　ホラー作品としてもっとも好きなのは単行本版。小説としてもっとも面白いと思ったのは文庫版。発表順的に意図したわけではないだろうが、映画版はその中間として良いバランスで製作されていると感じる。人に「近畿地方」をお勧めするなら映画版だろうと思った。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　文庫版では、単行本版で読者の想像に委ねられていた多くの部分が作中ではっきりと&#34;謎解き&#34;されている(※1)。読者サービスが強いなと感じた。雨穴作品を読んでいるような気持ちにさえなった。&#xD;&#xA;　捉えようによっては単行本版や映画版を全否定しているとも考えられる筋になっていて、そういう意味でも面白い。同じ道具立てで真逆の話に作り変えられるというのは勉強になる。&#xD;&#xA;　途中まで単行本版とあんまり変わらず退屈だったけど最後まで読んでよかった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;--&#xD;&#xA;※1: この謎解きが単行本版に対する&#34;解答編&#34;であるとは思わない。文庫版はあくまで謎を残さない形式の語りを採用したに過ぎず、物語の筋や帰結はまったく異なるというのが私の解釈。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
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      <title>日記</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260407/</link>
      <pubDate>Tue, 07 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
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      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　夢のなかで老師から聞いた話が何かの役に立つかもしれないのでメモ。&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;贈り物は3つせよ。&#xD;&#xA;1つ。相手が喜ぶもの。心からの贈り物を。&#xD;&#xA;2つ。相手がまた会いたいと思うようなもの。相手を繋ぎ止めるために。&#xD;&#xA;3つ。相手が周りに見せたくなるもの。バズるために。&#xD;&#xA;&lt;/blockquote&gt;　老師がバズを狙ってて良い夢だった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;　モバイルバッテリーを2台処分。&#xD;&#xA;　ついでにQBハウスにて散髪。1時間待つことに。&#xD;&#xA;　帰って食事、写経1時間とちょっと。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　メモ:非常用持ち出し袋に現金をいくらいれるべきか調べること。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
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      <title>マインスイーパ</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260406/</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260406/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　体調悪し。トイレと居間を往復して1日が終わった。&#xD;&#xA;　写経も30分のみ。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;　コンピューター対戦で将棋をやっていとき、次の一手で3時間悩んだことがある。どう考えてもあと5,6手で詰められそうなのに、詰み手順が見えなくて、相手が機械なのをいいことに3時間悩みつづけた。頭が溶けるかと思った。&#xD;&#xA;　結果的に、詰みは見つかって無事に詰ますことができた。捨て駒で玉を危険地帯に釣り上げてから、大駒と金駒で上から押さえていく。あとから知ったが調べてみれば有名な手筋だった。一度見えてしまえばその後の勝負では頻繁にこの手順で詰ませることができるようになった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　できないうちはまったく見えないが、一度見えてしまえば当たり前にできるようになる。&#xD;&#xA;　このブレイクスルーを求めて試行錯誤を繰りかえすのが自分にとっての学習という行為で、手数をこなすのは地雷原を手あたり次第に走りまわっているようなもの。効率は悪いが、教科書的な学習ができない人間にとってはこの過程が必要なのだ。なにごとも地道なマインスイーパをこなしていきたい。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
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      <title>日記</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260405/</link>
      <pubDate>Sun, 05 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260405/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;　CIOの半個体電池モバイルバッテリーを購入。&#xD;&#xA;　今まで使っていたのと同じ容量、同じデザインを選んだところ、なんと古い方のバッテリーがうっすら膨らんでいることが判明。実は以前も知人から「それ膨らんでない？」と指摘されたことがあったのだが、膨らんでいるデザインだと思いこんでいたのである。&#xD;&#xA;　考えてみれば、膨らむことに誰より神経質なモバイルバッテリーメーカーが、わざわざ膨らんでいるようなデザインを採用するわけがない。お得意の正常性バイアスが炸裂してしまっていた……。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　膨らんだバッテリーは市の回収センターに直接持ってこいとのこと。&#xD;&#xA;　ついでに相当古いばかでかバッテリーも捨てに行く。忘れぬよう。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;　怪談は短編や掌編が好きだ。というか、怪談は「物語」と相性が悪いと思っている。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;「物語る技術」の進化は、明らかにエンタメの方に進んできた。起承転結、序破急、三幕構成、セイブ・ザ・キャットなどなどいずれもいかに読者を飽きさせないか、驚きや発見を与えられるか、共感をさせるかを目的とした構造化手法である。つまり読み手の面白さを喚起させるための技術なのだから、そうした方法論によって生み出される「物語」は当然「面白」くなる。怖くはなりづらいのだ。&#xD;&#xA;　個別のシーンやエピソード、キャラクターや画面構成は確かに怖い。ゾッとするし、ヒヤッともなる。だがそれらを物語として組み立てると、その全体像は「面白く」なってしまう(少なくとも自分は)。生理的な恐怖心だけしか認めないというのは、己の感性が貧しすぎると分かってはいるのだが、短編作品やインターネットの怪談コピペから得られる怖さや気持ち悪さにどうしても惹かれてしまう。&#xD;&#xA;　強い言葉を使ってしまえば、怪談を「物語る」行為は&#34;不純&#34;だとさえ思っている。SCPがこれほどしっかりウケたのも、物語という不純物を可能なかぎり取りのぞいたからだ、という側面があるのではないだろうか(適当な意見です)。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　もっと言うと、「上手い文章」さえ怪談においては余分なのではないかと感じる。&#xD;&#xA;　なぜかを考えてみると、文章のうまさは「作られたもの」感を出しすぎてしまうからではないかと思った。ホームビデオで撮られた映像とテレビ番組の映像では、明らかにテレビ番組のほうが高い技術で作られているが、ホラーは人に創られていることが明らかなものよりも、ホームビデオの映像のように、本物かもしれないと思わせる「生っぽさ」のほうがいい味を出す。恐怖の体験談を語るだれかの台詞が「プロの水準で作りこまれた読みやすい文章」であったら、どこか白けるところが、やはりあるのではないだろうか。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　一度文章技術を身につけると自然な悪文を書くことができなくなる、と言われることがある。これは複数のプロの作家が言っていたのでそうなのかもしれない。&#xD;&#xA;　だからといって文章技術を放棄すべきだとも思えない。このバランス感覚をどう身につけたら良いのかはまだ答えが出てこない。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
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      <title>推敲力 2026年4月版</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/suikou_20260404/</link>
      <pubDate>Sat, 04 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/suikou_20260404/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;「ちかちゃんはもっとしりたい」という作品の説明として昨日書いた、&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&gt; 子供が級友を通じて他人の多面性を知る、という素朴な成長譚&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　という一文。あらためて読むと驚くほど目がすべる。頭が理解を拒む。&#xD;&#xA;　いくら文章が下手だと言っても、こんな短いセンテンスでさえ読みやすく書けないとは思わなかった。&#xD;&#xA;　我ながら面白いので、どうすれば読みやすい紹介文になるかを以下に検討してみることにしよう。&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;　よくよく自分の違和感を観察したところ、おおむね次の2点が問題のようだ。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;1. 抽象化の粒度が揃ってない、抽象化しすぎ&#xD;&#xA;2. 作品の雰囲気と言葉のチョイスがそぐわない&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　まず1。先の紹介文は作品のコアを一文に圧縮するために抽象化を図ったわけだが、抽象化した割には「子供」や「級友」という表現が妙に具体的だ。主人公が他人の多面性を知る、というのが大筋なのであって、主人公が子供であることや、多面性を知る対象が級友であることは筋とは関係ない。主人公が子供でなくても、相手が級友でなくても、この筋は成立する。&#xD;&#xA;　つまり、抽象化の粒度を揃えるのであれば前半部分は一切不要で、ただ「人の多面性を知る話」と書けばいい。&#xD;&#xA;　が、ここまで抽象化してしまうといくらなんでも味気ない。作品理解として書くならともかく、マンガの紹介文として適切だとは思えない。もっと抽象度を下げるべきだ。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　2の問題点も考えよう。この作品は登場人物の年齢的にも、リアリティラインとしても、筋のあり方としても、非常に児童書的だ。柔らかく、簡潔に伝えられるべき作品だ。その内容の説明に「子供」「級友」「他人」「多面性」とは随分客観的というか、やたらと突き放したワードチョイスといえる。作品の雰囲気とマッチしていない。作品の内容を事前に知っていたからこそ、この一文の歪さが際立ってしまったのだろう。&#xD;&#xA;　「抽象化せねば」の意識が先行しすぎて、作品の雰囲気をスポイルしすぎてしまった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　以上2点を踏まえると、&#xD;&#xA;「もう少し具体的に」&#xD;&#xA;「もっと表現を柔らかく」&#xD;&#xA;　書くのが適切だと思われる。&#xD;&#xA;　やってみよう。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;小学生の女の子が、好きな男の子との交流を通して、人の心の複雑さに触れる話&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;　「小学生の」と「女の子」は、作品全体のトーンを知るために必要な具体性だと思うが、「好きな男の子」はどうだろうか。「主人公が内面を知りたがる」という筋で言うなら「最近ちょっとそっけない友達」や「ミステリアスな転校生」でも成立するわけだから、不要な具体性のように感じる。それよりも、&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;小学生の女の子が、ある日とつぜん現れた不思議な存在&#34;チビ&#34;とともに、人の心の複雑さに触れる話&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;　チビはお話(≒主人公)を動かすための中心的な装置なので、本筋に直接関係なくとも紹介文に書いておいて悪くはないだろう。&#xD;&#xA;一方で、「人の心の複雑さに触れる話」はやや硬いか？&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;小学生の女の子が、ある日とつぜん現れた不思議な存在&#34;チビ&#34;とともに、人の心のいろいろな側面を知る話&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;　やや柔らかくなった。ここに成長譚であるニュアンスも含めたい。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;小学生の女の子が、ある日とつぜん現れた不思議な存在&#34;チビ&#34;とともに、人の心のいろいろな側面に気づかされる話&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;　「発見する話」「見つける話」のほうが柔らかい気がするが、「気づく」 + 「気づきを導き手から与えられる」のニュアンスを含めるならやはり「気づかされる」ではなかろうか。&#xD;&#xA;　だいぶ良くなったと思うが、長くなってしまった。もうちょっと削るとしたら、「ある日とつぜん現れた」か。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;小学生の女の子が、不思議な存在&#34;チビ&#34;とともに、人の心のいろいろな側面に気づかされる話&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;　読点が多くて鬱陶しいかもしれない。減らしましょう。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;blockquote&gt;小学生の女の子が不思議な存在&#34;チビ&#34;とともに、人の心のいろいろな側面に気づかされる話&lt;/blockquote&gt;&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;　ということで、これが現在の実力での推敲到達点となった。&#xD;&#xA;　28文字が42文字になって、2倍弱の長さになったが、少なくとも目は滑らなくなった。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　手癖で書かずにちゃんと考えて書こうね、という、当たり前の確認作業でした。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
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      <title>日記</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260403/</link>
      <pubDate>Fri, 03 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260403/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xD;&#xA;「ちかちゃんはもっとしりたい」を読んだ。&#xD;&#xA;&lt;a href=&#34;https://shonenjumpplus.com/episode/17107094915405396533&#34;&gt;https://shonenjumpplus.com/episode/17107094915405396533&lt;/a&gt;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　子供が級友を通じて他人の多面性を知る、という素朴な成長譚。&#xD;&#xA;　素直でありふれたテーマをきちんと面白く書けるというのは、作家の地力がしっかりしている証拠で、かくあるべしと思わされる。&#xD;&#xA;　話を捻ろう捻ろうと考えすぎるのは、結局ひねりで誤魔化そうとしている証拠だ。「物語とは何か」を自分なりに掴めていないともいえる。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&lt;hr&gt;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　作中の&#34;チビ&#34;のようなストレートな導き手は、児童書ではともかく一般の作品であればやや工夫が要るだろう。&#xD;&#xA;　主人公が青年・大人であるとき、&#34;導かれること&#34;をどう脱臭できるか。&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;- 導かれることが自然である関係&#xD;&#xA;-- 師匠と弟子&#xD;&#xA;-- コーチと選手&#xD;&#xA;-- 上司と部下&#xD;&#xA;-- ベテランと新人&#xD;&#xA;- 導き手との関係がストレートではない(導かれていることが自明でない)&#xD;&#xA;-- ライバル&#xD;&#xA;-- 腐れ縁&#xD;&#xA;-- 監視/被監視&#xD;&#xA;--- 追ってくる借金取り、主人公に取りつく霊etc&#xD;&#xA;&#xD;&#xA;　導き手がいずれフェードアウトするというパターンは、ややずるいやり方だがよく効く。必要になったら利用していきたい。&#xD;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>日記</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260401/</link>
      <pubDate>Wed, 01 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/posts/20260401/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xA;  「怖ガラセ屋サン」(澤村伊智/幻冬舎)を写経中。&#xA;  独立した短編集かと思ったら同一キャラクターが出てくる連作短編だった。しかもダークヒーローものなので完全に意外。&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>about</title>
      <link>https://yodogawa-diary.vercel.app/about/</link>
      <pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://yodogawa-diary.vercel.app/about/</guid>
      <description>&lt;pre&gt;&#xA;管理人: 淀川 桟 (Yodogawa San)&#xA;&lt;/pre&gt;&#xA;&lt;hr&gt;&#xA;&lt;pre&gt;&#xA;&lt;a href=&#34;https://x.com/CrayfishGhost&#34;&gt;X&lt;/a&gt;  &lt;a href=&#34;https://bsky.app/profile/yodogawa.bsky.social&#34;&gt;Bluesky&lt;/a&gt;  &lt;a href=&#34;https://nostter.app/yodogawa@crayfish-ghost.github.io&#34;&gt;Nostr&lt;/a&gt;&#xA;&lt;/pre&gt;</description>
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