「ちかちゃんはもっとしりたい」を読んだ。
https://shonenjumpplus.com/episode/17107094915405396533
子供が級友を通じて他人の多面性を知る、という素朴な成長譚。
素直でありふれたテーマをきちんと面白く書けるというのは、作家の地力がしっかりしている証拠で、かくあるべしと思わされる。
話を捻ろう捻ろうと考えすぎるのは、結局ひねりで誤魔化そうとしている証拠だ。「物語とは何か」を自分なりに掴めていないともいえる。
作中の"チビ"のようなストレートな導き手は、児童書ではともかく一般の作品であればやや工夫が要るだろう。
主人公が青年・大人であるとき、"導かれること"をどう脱臭できるか。
- 導かれることが自然である関係
-- 師匠と弟子
-- コーチと選手
-- 上司と部下
-- ベテランと新人
- 導き手との関係がストレートではない(導かれていることが自明でない)
-- ライバル
-- 腐れ縁
-- 監視/被監視
--- 追ってくる借金取り、主人公に取りつく霊etc
導き手がいずれフェードアウトするというパターンは、ややずるいやり方だがよく効く。必要になったら利用していきたい。